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AI と人が同じ画面でデータベースを見る「dbboard」を公開しました

dbboard でクエリを実行し、結果の表を表示している画面

dbboard は、Turso、Cloudflare D1、Aurora DSQL、PostgreSQL、Neon、Supabase、CockroachDB、MySQL/MariaDB、Cloud Firestore、MongoDB を、ひとつの画面で扱えるデスクトップアプリです。クエリを書いて実行し、結果の表を確かめ、TSV・CSV・JSON で取り出せます。テーブルの列や型、キー、外部キーも同じ画面で見られます。Windows と macOS で動き、MIT ライセンスのオープンソースとして公開しています。

なぜ作ったのか

ここ数年で、サーバーレスや分散型の新しいデータベースが次々に生まれ、用途に合わせて使い分けるのが当たり前になりました。その一方で、管理画面や道具はデータベースごとにばらばらです。同じ「表を開いて確かめる」作業なのに、データベースを替えるたびに道具を持ち替え、操作も見え方も変わります。dbboard がまず目指したのは、どのデータベースを開いても、同じエディタ、同じ表、同じ書き出しで作業できることです。

テーブルの列・型・キー・外部キーを表示している構造の画面

もう一つの理由は AI です。データベースの中身を AI に調べてもらう場面は増えましたが、AI が断りなく書き換えてしまっては困ります。dbboard は MCP という仕組みで AI とつながり、AI にできるのは、既定では読むことだけです。書き込みは、人が接続ごとに許可したときに限られます。許可しても、権限の変更やテーブルの削除はできません。接続のパスワードなどの秘密が AI に渡ることもありません。

そのうえで大切にしたのが、AI が調べたものを、人が同じ画面で確かめられることです。AI と人が同じ接続、同じデータを見ているので、「AI がこう言った」を自分の目でその場で確かめられます。dbboard は外部のサービスに頼らず手元のパソコンで動き、アカウントの登録もいりません。

ダークテーマで表示した dbboard のクエリ画面

現在は Windows 10 以降(x64 / ARM64)と macOS 13 以降に対応しています。配布物にはコード署名を付けていないため、初回起動時に Windows や macOS が警告を出します。ダウンロードには SHA256SUMS.txt を添えているので、それで中身を確かめてください。